最近、なんとなく思うことがあります。
大人になると、本音を話せる場所って、意外と少ないなぁと。
仕事では仕事の顔があるし、家庭では家庭の顔がある。
友人と会っても、楽しい話はするけれど、
「今日、ちょっとムカついた」
「なんとなく寂しい」
「理由は分からないけど、ちょっと疲れた」
そんな、わざわざ相談するほどでもない気持ちは、案外そのままになっていたりします。
別に深刻な悩みじゃない。
でも、心の片隅にちょっと引っかかっている。
そんなものを置いていける場所があってもいいんじゃないかなぁ、と思うようになりました。
大人にも「縁側」があっていい

昔の縁側って、不思議な場所だったように思います。
家の中でもない。
完全な外でもない。
何かをするための場所でもない。
腰掛けて、お茶を飲んだり、誰かと話したり、ぼーっと外を眺めたり。
来るもの拒まず、去るもの追わず。
なんとなく人の気配があって、なんとなく安心できる。
そんな場所を、心にも作れないかなぁと思いました。
それで名前を、「こころの縁側」にしました。
正しい答えを探す場所ではありません

ここでは、誰かの考えを否定したり、
「こうしたほうがいい」
「普通はこうでしょう」
と、正しい答えを決めることは、なるべくしたくありません。
誰かが何かを話したら、「そうなんだぁ。私はどうかなぁ。」くらいでいい。
同じ意見にならなくてもいいし、分かり合えないことがあってもいい。
人それぞれ違うから、ちょっと面白い。
そんなふうに思っています。
心にも「余白」が必要なんじゃないかなぁ

今は、ちょっとした空き時間があるとスマホを見ます。
次々と情報が流れてきて、誰かの考えや、誰かの生活や、誰かの正解が入ってくる。
便利です。
私も使います(笑)。
でも、ときどき、
自分は今、何を感じているんだろう?と考える余白まで、なくなっているような気がします。
ぼーっとする。
くだらない話をする。
人の話を聞く。
ちょっと笑う。
「私はどうかなぁ」と考える。
そんな、一見何の役にも立たない時間が、実は心の栄養になるのかもしれません。
人を変える場所にはしたくありません

「こころの縁側」に来たからといって、前向きにならなくてもいい。
成長しなくてもいい。
何かを達成しなくてもいい。
話したくなければ、話さなくてもいい。
ただ腰掛けて、少し休む。
それで、いつか、「ちょっと違う道を歩いてみようかなぁ」とか、
「食べたことのないものを食べてみようかなぁ」とか。
そんな小さな好奇心が戻ってきたら、それで十分なんじゃないかなぁと思っています。
そして、そのうち、
「もう次に行きたいなぁ」と思ったら、「楽しんで、行ってらっしゃい。」
と言える場所にしたい。
もしまた疲れたら、縁側に座ればいい。
「おかえり。」
と私は、言えばいい。
寄りかかるための場所というより、ちょっと腰掛けるための場所。
そんな縁側です。
まず、一度やってみます
とはいえ、まだ出来たばかりです。
私にも、実際にどんな場所になるのかよく分かりません(笑)。
第一回の「こころの縁側」を、オンラインで開いてみることにしました。
今回のお題は、
「今、何を感じていますか?」
です。
深刻な話でなくて大丈夫です。
嬉しいでも、ムカつくでも、疲れたでも、よく分からないでもいい。
話したくなければ、無理に話す必要もありません。
集まった人たちと、その日に生まれた話を、ゆるく転がしてみようと思います。
終わったときに、
「なんだか分からないけど、ちょっと面白かった」
「なんとなく心が温かくなった」
「また来てもいいなぁ」
そんなふうに思ってもらえたら嬉しいです。
まだ出来たばかりの縁側なので、来てくれた人たちと一緒に育てていけたらと思っています。
第一回「こころの縁側」
― 今、何を感じていますか? ―
2026年10月9日(金)21:00〜22:30
オンライン(Zoom)
参加費 3,000円
定員10名
なんとなく気になった方は、どうぞ。
心がちょっと疲れていたら、
縁側でほっと一息つきませんか。

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