モグライダーのツッコミ担当として、M-1グランプリやテレビ番組で天才と称されることの多い芝大輔さん。
注目を集める芝さんの原点には、想像を超える実家での暮らしと、両親のたくましい生き方がありました。
この記事では、芝大輔さんの原点について探っていきます。
芝大輔の実家は限界集落？
芝大輔さんは、芸人としての技術はもちろん、独特のセンスとたたずまいで異彩を放っています。
そんな芝さんの「笑いの原点」や「人間力」は、どこで培われたのでしょうか？
実は、彼の実家は愛媛県の限界集落と呼ばれる地域です。
自然に囲まれたその土地で、両親とともに育った幼少期には、今の芝さんを形作るたくさんの要素が詰まっていたのです。
芝大輔さんの豊かな発想力や、地に足のついた生き方は、山奥の限界集落で育った経験と、両親の働きぶり・家族の絆から生まれたといえるでしょう。
芝さんの出身は、愛媛県北宇和郡松野町です。
電波なし・コンビニなしの世界
芝さん自身がバラエティ番組などでたびたび語るように、その生活環境は都市部とはまったく異なります。
バスは1日に数本しか通らず、最寄りのコンビニまで車で30分以上かかりました。
「街に出る」というだけで一大イベントだったと語っています。
野生動物がご近所さん
また、限界集落ならではの自然との距離感もユニークです。
玄関先にはサルやイノシシ、シカが頻繁に出現してまるで自然と共存するような暮らしが日常だったことが伝わってきます。
子どもの遊びは自給自足
娯楽の少ない環境の中で、芝少年は自然を相手に創造力を駆使して遊んでいたそうです。
女性週刊誌のインタビュー記事では、以下の様にかたっていました。
- 「家の近くに川が流れてて、石積んでダム作ったりして遊んでました。ゲームとかはなかなか買ってもらえなかったから、自分で工夫するしかなかった」
- 「周りに子どもがほとんどいなくて、ひとり遊びが得意になったのもそのせいかも」
地域ぐるみの助け合い文化
さらに、限界集落では住民同士の支え合いが当たり前で、芝さんも幼少期から「困ったら助ける」「声をかけ合う」という文化の中で育ちました。
このような環境で育ったことが、芝さんの観察眼、発想力、そして人間味につながっているのは間違いありません。
テレビでの落ち着いた佇まいや、どこか懐かしい語り口には、「山の中で一人で考え、自然や人との関わりを大切にしてきた経験」が色濃く反映されているのです。
両親の職業と家族の絆に迫る！
お笑いコンビ「モグライダー」として活躍する芝大輔さん。
芸人としての個性と実力が評価される一方で、彼の人柄の根底には、愛情深い家庭環境と、両親の働きぶりがあります。
両親の職業
芝さんのご両親の職業について、はっきりとした情報は公にはされていません。
しかし、本人がラジオやインタビューで語った内容からは、日々一生懸命働かれていたことがよく伝わってきます。
特に、芝さんの育った愛媛県松野町は限界集落ともいわれるほどの自然に囲まれた地域です。
芝さんのご両親は、都市部のように働き口が多いわけではない中で、両親は家庭を支えるため、地元の仕事に就きながら、生活を懸命に営んでいたようです。
文化放送の番組内で「うちは貧しかった。親も朝から晩まで働いていた。でも、それを当たり前のようにこなしていた。」とも語っています。
このような環境の中で、芝さんは「お金がない」という現実を意識しながらも、両親の背中を見て育ったことが、現在の芯のある性格につながっていると考えられます。
特に地方の限界集落では、農業や林業、地元の公共事業、あるいはパートや日雇い的な仕事などが生活の糧となっているケースが多く、芝さんの家庭もそうした背景の中で日々を営んでいたと考えられます。
芝さんは、同じ番組内で「お年玉とか、親戚からじゃなくて両親からしかもらえなかった。それでもくれたことがすごくありがたかった」と言っています。
この発言からも、少ない収入の中で子どもを第一に考えてくれた両親の姿勢が伝わってきます。
家族の絆 信じてくれたことが心の支えに
芝さんは三人きょうだいの真ん中として育ちました。
家庭内では、姉や弟と助け合いながら生活することが当たり前で、そうした日常の中に家族の強い絆がありました。
お笑い芸人として売れるまでの長い下積み時代、親から「芸人をやめたらどうか」と言われたことは一度もなかったそうです。
経済的に苦しい状況だったにもかかわらず、芝さんの夢を否定せず、信じて見守ってくれたのもご両親でした。
その無償の支えがあったからこそ、芝さんはぶれることなく笑いの道を歩み続けることができたのです。
家族から学んだ 人としての土台
芝大輔さんの芸風には、温かさと優しさがにじみ出ています。
それは、おそらく両親や家族の中で培った「人を思いやる心」が反映されているのではないでしょうか。
「家が山奥で、電波も入らない。でも、家族と過ごす時間が何より大切だった」芝さんはそんなふうに語っています。
都会では得られない、家族との密な時間が、芝大輔さんにとって何よりの財産だったのです。
まとめ
芝大輔さんの両親は、厳しい生活環境の中でも懸命に働き、息子たちを支えてきました。
職業についての詳しい公表はないものの、その生き方からは真面目で家族思いな人柄がにじみ出ています。
そして何より、家族が信じてくれたという事実が、芝さんにとって最大の力となり、今の活躍へとつながっているのです。
両親の愛情と信頼、そして家族の絆が、彼の「笑い」の根底を支えていることは間違いありません。
長い間お付き合いいただきありがとうございました。
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