今やテレビ・ラジオ・YouTubeとマルチに活躍するヒコロヒー。
芸人として独自の存在感を放つ彼女の素顔は、意外と知られていないかもしれません。
ヒコロヒーは、愛媛県出身の大学中退という異色の経歴を持ち、知性と毒のあるユーモアを兼ね備えた女性ピン芸人です。
今回は、ヒロコヒーさんの経歴や芸人になるまでの職業、芸歴や下積み時代のエピソード等をお伝えしていきます。
ヒコロヒーの経歴は？
ヒコロヒーは、愛媛県出身の近畿大学中退という異色の経歴を持ち、知性と毒のあるユーモアを兼ね備えた女性ピン芸人です。
そんな彼女の簡単なプロフィールを整理してみましょう。
- 本名：非公開（意図的に伏せている）
- 出身地：愛媛県松山市
- 生年月日：1989年10月15日（2025年現在35歳）
- 学歴：近畿大学中退（文芸学部芸術学科在籍）
「ヒコロヒー」という芸名の由来は、彼女らしい独特な感性から決めたようです。
ヒコロヒーは「ほんとしょうもない理由なんですけど」と前置きしつつ「小さい頃から角度ついてる文字が好きだったんですよ、90度とか」と告白。“ヒ”や“コ”といった角度のついている文字を集めてつけたのが“ヒコロヒー”という芸名だそう。角度のついている文字ならなんでもよかった、と語るヒコロヒー
引用元：クタンクイン
芸人以前の職歴・芸歴は？
芸人になる前、ヒコロヒーはどんな学生だったのでしょうか？
そのルーツを探ると、舞台演劇と知的好奇心に満ちた学生生活が浮かび上がります。
大学在学中、偶然出演した即興芝居イベントでスカウトされ、吉本興業に誘われたことが芸人の道を歩むきっかけとなりました。
2021.07.04 ブレイク芸人・ヒコロヒーが松竹芸能に入った理由 実は「就活」のため 大学落研時代といま
引用元：ラジトピ
2009年に芸人デビュー後は、地元関西を拠点にインディーズライブや単発のローカル番組出演を重ねていました。
NSC出身ではないため、同期とのコネクションも少なく、テレビ出演のチャンスにはなかなか恵まれませんでした。
ヒロコヒ-さんは、芸歴6年目に一時芸人の道を断念した時期がありました。
簡単には売れず、「このままじゃ売れへんなと。めちゃくちゃすねたんです」と振り返った。ついにヒコロヒーは「わしは１回ＯＬになる」と宣言。その理由について、「芸人の逆がＯＬやと思てたんです。１回丸の内のＯＬやりますって」。しかし、マネジャーは「あかん。おまえみたいなんＯＬできひんて」と却下。
引用元：Yahoo!NEWS
ヒコロヒーが注目を集めたきっかけの一つが、2020年ごろから出演するようになった日本テレビ系の人気バラエティ『有吉の壁』。
さらに、時事ネタや政治風刺を取り入れた鋭い芸風が話題となり、テレビやラジオのオファーが急増しました。
下済み時代をリサーチ！
そんな彼女の下積み時代を探ってみました。
一躍注目されたヒコロヒーですが、売れるまでには長く厳しい下積みの時代があったことをご存じでしょうか？
苦しい時代については、下記インタビューで語っています。
ヒコロヒー、売れる前の生活は「ただひたすら貧しくて厳しくて」 憧れの黒柳の前で恐縮しつつ下積み時代の苦労を明かす
引用元：サンスポ
10年以上、地道なライブ活動や関西ローカルの番組出演を重ね、ようやく東京でブレイクしました。
遅咲きの実力派です。
簡単にブレイクするまでの道筋をリスト化してみました。
- NSC卒業後、「5upよしもと」（大阪）を拠点に、ライブ中心の活動を続ける。
- 全国的な注目を集めるまでには10年近くかかりました。
- 『R-1ぐらんぷり』や『THE W』などの賞レースにも挑戦するも、なかなか結果が出ず悩ありましたありました。
- 2020年頃から徐々にテレビ露出が増加。特に『ゴッドタン』での出演が大きな転機になりました。
ヒコロヒーの真骨頂は、ウィットと毒を効かせた“しゃべり”にあります。
芸人というより、時には文化人のような空気すら漂わせます。
ヒコロヒーは、毒舌なのに知性がにじむ語り口で「新しい女性ピン芸人像」を確立しています。
ラジオやYouTubeでもその才能を発揮しています。
ネタは一人芝居風モノローグが中心で、世の中の空気や人物を独自の視点で観察して笑いに変える能力はピカイチです。
ヒコロヒーの芸風を批評した一説がありましたので、掲載します。
「国民的地元のツレ」をキャッチコピーとする彼女は、立場にも性にも依存しない。自分を着飾るどころか、むしろ近しい友人に軽口を叩くように「シャバいっすねー」と言ってのけるのである。何かと窮屈な時代だからこそ、それがとても清々しく感じられるのではないだろうか。
引用元：Withnews
まとめ
芸人になるきっかけから現在の成功まで、ヒコロヒーのキャリアは「好きなことに正直であること」の大切さを教えてくれます。
ヒコロヒーは、地方出身・高学歴・演劇志望というユニークなバックグラウンドと、地道な努力でのし上がった才女ピン芸人です。
「女芸人」という枠に縛られず、執筆や演劇、映像制作への進出も視野に入れていると語っている彼女のさらなる活躍が期待されます。
これからも益々の活躍が期待される芸人さんですね。
長い間お付き合いありがとうございました。
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