小栗旬さんといえば、シリアスからコミカル、現代劇から時代劇まで幅広い役柄を演じ分ける“カメレオン俳優”として知られています。
デビューから20年以上、日本のテレビドラマ界を牽引し続ける小栗旬さんの作品には、視聴者を惹きつけてやまない魅力があります。
この記事では、小栗旬さんが主演を務めたドラマ作品の中から、特に評価の高い10作品をランキング形式で紹介し、各ドラマで見せた演技の魅力や視聴者・批評家の評価を詳しく解説します。
小栗旬主演ドラマ人気TOP10は?
では、早速ランキング形式でお伝えしていきましょう。
第10位『BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係』(2014)
死者と対話する刑事という異色の役を、静かな狂気を湛えて演じ切った小栗旬さんの代表作です。
「死者と話せるようになった刑事」というファンタジックな設定ながら、小栗さんの演技によって物語にリアリティと重厚さが加わったと評価されています。
心理描写の繊細さが光る演技に対して、「演技派俳優としての新たな一面を見せた」とも評されました。
金城氏が「刑事ドラマは世にたくさんありますが、他とは明らかに違う世界観の作品を手掛けたい。そして、小栗旬という素晴らしい俳優と仕事がしたい」と書き下ろし、自身も映像化を心待ちに。
引用元;映画.com
第9位『東京DOGS』(2009)
小栗旬さんが、硬派なエリート刑事とコミカルな掛け合いで、シリアスとコメディのバランス感覚を発揮した作品です。
アクションとユーモアを融合させた作風の中、小栗旬は生真面目で堅物な刑事を好演しています。
共演の水嶋ヒロとのテンポの良い掛け合いも話題になりました。
小栗旬と水嶋ヒロの性格が正反対で面白かった。
小栗旬がお母さんと電話してるシーンが毎回好きだった。主題歌もカッコよくていい!
第8位『貧乏男子 ボンビーメン』(2008)
破天荒な“貧乏ヒーロー”役を全力で演じ、振り切ったコメディセンスを見せつけた意欲作です。
常識外れの“ポジティブ貧乏青年”というキャラクターを、全身で演じきる姿が話題になりました。
「あそこまで体当たりで演じられるのは小栗旬だからこそ」との評価がありました。
「テンポのよさと小栗の弾けた演技がドラマを引っ張っていた」
(引用元:ORICON NEWS、2008年1月)
第7位『信長協奏曲』(2014)
小栗さんが、現代の高校生と戦国時代の武将を一人二役で演じ分けた、演技力の真骨頂です。
現代の若者・サブローと、シリアスな織田信長を別人のように演じ分け、視聴者に強烈な印象を与えました。
一人二役とは思えない自然な演じ分け。役者としての器の大きさを感じた
引用元;CINRA.NET、2014年10月
第6位『リッチマン、プアウーマン』(2012)
天才IT社長という近未来的な役柄をリアルに演じ、ラブコメに知的さを加えた作品です。
クールで傲慢ながらも人間味あるキャラクターを巧みに演じ、石原さとみさんとのロマンスの表現も話題になりました。
小栗旬は今まで関心がなかったけど、過去の出演作品を見てみたいと思うほどファンになりました。若いのに上手い!!かっこいい!!大好き!!
引用元;テレビ王国
第5位『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』(2007)
イケメンブームを巻き起こした青春学園ドラマで、絶妙なツンデレ演技を披露。
原作漫画の人気キャラを再現しつつ、実写ならではの繊細な感情表現でファンを魅了。
瑞稀の憧れの人である高跳び選手「佐野泉」を演じた小栗旬さんはすでに2005年のドラマ『花より男子』でブレイクしていたが、クールな佐野役でさらに知名度を上げている。小栗旬の佐野泉は、原作ファンにも納得の完成度
引用元;Yahoo!NEWS
第4位『獣医ドリトル』(2010)
クールで毒舌な天才獣医を、静と動を使い分けた演技で見事に表現。
動物との向き合い方や、表面と内面のギャップを丁寧に演じ、深みのあるキャラに仕上げました。
病気やケガに遭いながら苦しみを伝えられない“声なき動物たち”を救うだけでなく、問題を抱えた飼い主の心までをも治療していく。動物たちと、獣医という仕事を通して命の大切さを問いながら、登場人物それぞれが抱えている問題、悩み、葛藤を浮き彫りにしていく極上の人間ドラマ。
引用元;TBSチャンネル
第3位『クライシス 公安機動捜査隊特捜班』(2017)
ハードボイルドなアクションと緻密な心理戦を両立した本格サスペンスで、新境地を開拓しました。
西島秀俊とのW主演ながら、感情を抑えた緊張感ある演技で存在感を魅せてくれています。
クライシス公安機動捜査隊特捜班
引用元;Fimurkus ドラマ
稲見朗役(小栗旬さん)と田丸三郎役(西島秀俊さん)が、とにかくカッコいいドラマです。
第2位『花より男子』(2005〜2008)
花沢類役で一躍スターダムに。圧倒的な存在感と成長物語が支持された名作です。
最初は、クールな御曹司だったった花沢類が、次第に心を開き、成長していく過程をリアルに演じ、原作ファン・視聴者の心を掴みました。
もう原作の花沢類を見事に演じてて最高に適役だった。花沢類のあの優しくてどこか冷たい空気があって不思議な雰囲気を全て表現しててかっこよかった。まーきのっのセリフがやっぱりツボ。つくしとの身長差とかも完璧。ドラマの中ではいつも辛いポジションばっかりだったけど本当にかっこいい男。ピンチの時の花沢類はきっと花男ファンならたまらなく好きなシーン。
引用元;みんなのランキング
第1位『日本沈没 -希望のひと-』(2021)
国家規模の危機に立ち向かう総理補佐官役で、硬派なドラマの中心を担った名演技を披露しました。
巨大地震や環境危機という重いテーマを背景に、冷静かつ情熱を秘めた役を丁寧に表現しています。
本当の大人の演技が際立つ作品になりました。
過剰なほどの強引さを持つ天海を嫌いになれないのは、小栗旬の強い意志を携えた瞳と、相手を引き込むような語り口の賜物だ。
引用元;woman.excite
小栗旬の演技力が光る名作を解説!
本記事では、小栗旬さんの演技力が特に光る代表的な名作を取り上げ、彼の魅力を具体的に解説していきます。
名作1:BORDER
小栗の演技について「死者が見えるというSF的な設定にも関わらず、彼のリアリズム演技によって物語に説得力が宿った」との評価があります。
小栗旬が演じる正義から悪への変貌ぶりが圧巻..
引用元:HOMINIS
名作2:リッチマン、プアウーマン
冷徹なIT社長という難役を人間味あふれるキャラクターとして昇華させ、視聴者を魅了しました。
誰もが小栗旬に憧れる作品
引用元:Filmarks
日向とおるの部屋にあるでっかい冷蔵庫かっこいいな、タオルは全部同じもので揃えるのかっこいいなぁと真似したものです。
名作3:クライシス 公安機動捜査隊特捜班
元自衛隊員という背景を持つ公安捜査官という複雑な役を、肉体的アクションと心理描写の両面から深く演じ切った力作。
うーんなんだろう。
引用元:Filmarks
小栗旬と西島秀俊の演技うまくてたまらない。面白い内容だった。
名作4:日本沈没-希望のひと-
国を背負う政治家という重い役を、理知的かつ情熱的に演じ、日本の未来に向き合う姿をリアルに体現しました。
官僚である天海啓示は、野心家でありながらも日本の未来を憂いて涙を流す純粋さも持ち合わせる人物。その多面的な人物にリアリティという血肉を与えているのは、これまで様々なシチュエーションの中で幅広い役柄を演じ分けてきた小栗の類まれなき人物造形力の賜物だろう。
引用元:Real Sound
名作5:花より男子
ツンデレ御曹司・花沢類役で国民的人気を獲得しました。
無関心で冷たさと不器用な優しさを同時に表現し、キャラクターに深みを与えました。
ドラマの成功の裏で、葛藤を抱えていた小栗。「花沢類がものすごくヒットした時は、本当に俺はこんな役やりたくなかったって思ってるから」という。
引用元:スポニチアネックス
まとめ
小栗旬さんの演技力は、単なる台詞回しではなく、「間」「目線」「沈黙」にも感情を込める職人的な表現力にあります。
彼が演じるキャラクターはどれも立体的で、物語の世界観にリアリティをもたらしています。
小栗旬さんの主演ドラマを振り返ると、どんな役柄でも“その人物そのもの”として存在していることがわかります。
彼の演技は常に進化を続け、視聴者に新たな感動を届けてくれます。
今後もさらなる名作への出演が期待されます。
長い間お付き合いいただきありがとうございました。
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